




『そこに本屋がある 本屋本書評集2』
著:雅子ユウ
出版:H.A.B(ZINEシリーズ)
本体:900円+税
判型:A6(文庫)版、96頁
ISBNなし
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目次をご覧いただけるとわかるように、一巻に引き続き、著者の守備範囲に基づき、最新の本屋本はあまりなく、明治〜昭和。アジアへの眼差し、取次関連、の選書が多くなっています。
(概要)
本屋の本を読む。
ただただ本屋について書かれた本を読み、それを紹介した書評集、第二弾。本屋の定義は引き続き曖昧で、古い本が多め。社史、雑誌記事にも手を出し、現代に続く本を扱う人の営みに思いを馳せる。本を売る人の本を読む本。
(二〇二五年三月初版)
〈目次〉
『野呂邦暢 古本屋写真集』
『岡崎武志×古本屋ツアー・イン・ジャパン 古本屋写真集』
『 〈読書国民〉の誕生 明治30年代の活字メディアと読書文化』長嶺重敏
『台湾書店百年の物語 書店から見える台湾』台湾独立書店文化協会
『韓国の「街の本屋」の生存探究』ハン・ミファ
『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』ヴォーンダ・ミショー・ネルソン
『本屋なんか好きじゃなかった』日野剛広
『本は流れる 出版流通機構の成立史』清水文吉
「ぶらり散策 私の出版業界」内田勇輔
『茨の道 協和出版販売五十年を省みて』小貫英、渡辺一博
『つま恋 日本雑誌販売株式会社35 年史』
『日本の書店百年 明治・大正・昭和の出版販売史』尾崎秀樹、宗武朝子
『書店人国記(一)』田中治男
『踏んでもけっても 書店の道を求めて』田中治男
『町の本屋という物語 定有堂書店の43年』奈良敏行
(著者)
雅子ユウ
一九八四年生まれ。本屋の本を読む人。
(一巻はこちら)
https://habookstore.shop/items/618bc1190c984615df660bcf