『増補版 にき
日記ブームとはなんなのか』
著:蟹の親子
本体:900円+税
判型:文庫版並製、84頁
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著者日記集『にき』『浜へ行く』に収録された「ささやかな日記論」「ささやかな日記論B面」を大幅に改稿して一冊に収録。
日々、日記を書き、日記を売り、日記を本にする著者が日記に寄せた、エッセイ・論考集。
著者既刊に『脳のお休み』(百万年書房)、日記集に『ソフトシェルクラブのから揚げ』、『なにもつづかない』、『にき』、『浜へ行く』、『水筒』。
著者既刊↓ 『水筒』はまだ在庫あります(2024年8月)
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<目次>
はじめに
「日記ブーム」と「日記本ブーム」をどう捉えるか
日記をつける日々
日記を続けること、それらを読むこと
どうして「形」にしたくなるのか
日記の終わりがくる
日付について
日記アイ・「思う」使いすぎ問題
武田百合子
日記のたね
あとがき
蟹の親子 かにの・おやこ
日本大学芸術学部卒。東京・下北沢にある「日記屋 月日」の店長を経てディレクターとなり、日記や思い出すことそのものについて、日々考えている。著書に『脳のお休み』(百万年書房 2024年)、『にき』(自主制作 2022年)などがある。1991年生まれ、蟹座。毎週火曜にオンライン上の日記を更新している。(kanioya.com)