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本号は予約商品です。発送は2月中旬を予定しています。
予約商品と同時に購入された既刊は予約と同時発送になりますので、ご注意ください。
秋刀魚45
〈好想認識的100種日本(2024)依然熱愛日本的理由〉
発行:黒潮文化(台湾)
*中国語繁体字・日本語訳なし
*43号より判型変更。NTD価格が50元値上げされているため、日本円販売価格も変更となります。
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台湾で刊行される〈日本紹介雑誌〉「秋刀魚」。創刊10周年となる45号は「知りたい日本100選(2024)」。10年前の創刊号のテーマを2024年に再び取り上げます。
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台湾視点で特集される「日本」は普段見ている景色にまた違った印象を与えてくれます。
特集テーマも「京都の宿」や「グッドデザイン賞」などスタンダードなものから、「カレー」「コンビニ」「ガチャガチャ」「ラーメン」などのニッチな文化、はては、「下北沢」や「東北」、「香港で見つけた日本」などそこ?という地域特集まで。
言葉はすべて中国語繁体字ですが、紙面の雰囲気は楽しむことができますし、漢字をメインに据えたレイアウトの参考などにも。
もちろん、最近台湾に行けておらず実物が買えない方にも。
バックナンバーはこちら
https://habookstore.shop/?category_id=6044ab3f2438605725639047
(出版元サイト)
https://qdymag.com/news/594
(出版元サイトより・今号の紹介文)
なおも熱愛するもの、それは探索の心
2014年の台湾、それはまさに格安航空会社が産声を上げ、人々がついに経済的な価格で海外旅行を楽しめるようになった年です。280万人以上が訪問先に日本を選び、台湾からの旅行者数が他国を抑えて初めて1位になったことを日本の観光局は直視せざるおえなくなりました。同じ頃台湾では日本のドラマも大ヒットしていました。代表的な主役格の《HERO》、《ドクターX》など、続編により高視聴率をたたき出していました。映画館チェーンで上映されたドラえもん初の3D映画《STAND BY ME》は、観客がクリアすぎる画風になれるかどうかにかかわらず、そのシナリオに多くの人が子ども時代の記憶を思い起こし涙しました。テレビ画面を映せば、AKB48が日本史上最高のシングル販売数を達成した女性グループとなり、紅白歌合戦の司会者は人気絶好調の嵐が受け持ちました。忘れるなかれ、その年のトリを飾ったのは、重量級の復活を遂げた松田聖子だったのです。
この一年こそが平成26年であり、私たちが台湾初の日本のカルチャーマガジン《秋刀魚》を発行した年なのです。
日本に対し、私たちは「雑誌を作る」ことで最高の敬意を表しています。編集から現地での取材、撮影から平面デザインまで、私たちは日本の精神をくみ取っていますが、このプロセスで自分達のモデルも探しています。なぜなら日本は模倣に比べ、より面白味のある視野への挑戦を好むような誇り高き民族だからです。この点を私たちは着実に《秋刀魚》の核心に溶け込ませています。台湾発の交流、私心をほんの少し加えた「日本人を驚かせるような企画」を、10年に渡り合計45の特集を組んできました。編集部は45回のブレインストーミングに挑戦したとも言えます。当初私たちも、こんなに遠くの成果まで到達できるとは夢にも思っていませんでした。
平成から令和へと移り、流行のプレートも移動しました。日本のドラマはすでに王道ではなく、アイドルもすでに高みにはいません。日本は喪失した若い世代を迎えています。しかし私たちは本当にもう日本に夢中ではなくなったのでしょうか?20代の編集チームは引き続き次の特集について激論を交わしています。10年後の流行では「国家主義」は既に優先的なものではなく、好きな音楽の曲風、トレンドの着こなし、さらには審美眼に至るまで、どれもが一種の「パターン」を形成していることを発見しました。国を跨ぎ、カテゴリを跨いで、私たちの熱愛するもの、それは新たな事物を探索する時に感じるこの上なく興奮した自分自身なのです。
2024年の《秋刀魚》では、創刊号のカテゴリを超えた「もっと知りたい100の日本」で、本質の掘り下げを探求として、文化を一種の意識とすることで、次の10年に代わり定義しています。「私たちが日本を好きな理由は、今も存在していいるのです。」