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秋刀魚19〈平成30〉

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秋刀魚 発行:黒潮文化(台湾) *中国語繁体字・日本語訳なし ーーーーーーーーーー 台湾で刊行される〈日本紹介雑誌〉「秋刀魚」。 台湾視点で特集される「日本」は普段見ている景色にまた違った印象を与えてくれます。 特集テーマも「京都の宿」や「グッドデザイン賞」などスタンダードなものから、「カレー」「コンビニ」「ガチャガチャ」「ラーメン」などのニッチな文化、はては、「下北沢」や「東北」、「香港で見つけた日本」などそこ?という地域特集まで。 言葉はすべて中国語繁体字ですが、紙面の雰囲気は楽しむことができますし、漢字をメインに据えたレイアウトの参考などにも。 もちろん、最近台湾に行けておらず実物が買えない方にも。 誌面サンプルは公式サイトをどうぞ。 (サイト)http://qdymag.com/news/165 (日本語紹介文) 時代の終わりは新たな未来のスタート 1989年の頃、世界中に大きく変わり始めていた。 世界では、ベルリンの壁の崩壊や、台湾で誠品書店の誕生、マドンナのセクシーな歌声が全世界を魅了した。そして、子供の遊びを変えた任天堂Game Boyが爆発的なヒットした日本では、「平成時代」を迎え、新たな時代のスタートをした。90年代に入る前のざわざわとした様々な騒動は、現在の世界を作り上げている。 激変したこの30年間では、インタネットに電話回線での接続から次世代通信5Gに進化し、交通だと鉄道から宇宙へと開発が加速する。また、デジタルで読む習慣が今までのロジカルシンキングを変え、人類の「進歩」が光速度の速さで進む今、あらゆる出来事がテレビ放送やドキュメンタリーで真実に記載され、歴史を読み返すのが容易になった。 19世紀のイギリスの大作家「Charles Dickens(チャールズ・ディケンズ)が二都物語でこう書いた「それはすべての時世の中で最もよい時世でもあれば、すべての時世の中で最も悪い時世でもあった。」。平成時代では、バブルが崩壊した一方、日本プランド事業がアジアに向けて発信の絶頂期であった。また、ロックフェラー・センターの所有権を手放した一方、日本のアイドルが台湾や香港を席巻し、大活躍した。そして、二回の大地震で大きな被害を受けたものの、東京オリンピック開催の実力を世界に見せた。様々な出来事の中で、柔軟で幅広いスタンスを取り続く姿が平成時代の象徴となり、それが精神的な象徴としての明仁天皇である。一代の天皇は一つの年号で通すといい(一世一元の制)、「平成」は明仁天皇の代名詞となる。天皇は「生前退位」という新たな選択肢を作り出したことで、激動な30年間に独自な休止符を打った。 皇室がない台湾にとっては、年号は一つ時代の記号だけではなく、旺盛な好奇心で探求したくなる。台湾目線で平成時代の様々な出来事をどう見るか。一年に一件の出来事を振り返る事で「平成30」を分析し、平成の次の年号を大胆予想する。平成が終わる前、一気に私たちが過ごした年月を読んですっきりしまおう! 先人の足跡に辿り、巨人の肩に登った今である。平成前後で生まれた人々は、30にして立つの年齢となり、次世代へ継ぐ伝説が今の私たちで作り出さなければならない。2018年では、新しい《秋刀魚》を誕生させる気持ちで季刊誌にリニューアルし、より深い内容で台日文化の交流を掘り出す。次の30年間がスタートする際、君と私とも時代の記録者であり、未来の創作者である。

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