『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』
つくづくポケットライブラリ
著:小沼理
出版:Tidler
判型:A5判変形(幅が半分くらいの縦長)、84頁
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連載記事であったこともあり、それ自体が日記的な、日記についてのエッセイ、制作や売り買いすることなど取り扱いについての論集。著者と同様に、日記を制作する三人の著者との対談も抄録。
「「みんなもっと日記を書いて売ればいいのに」なんていうタイトルで連載をはじめたけど、自分に見えていることはごくわずかなんだろう。見えていないこと、他の誰かが発見することのほうが圧倒的に多い。でも、多分それでいい。自分が相対化されるほど世界は広がって行くように思える。」
(本文P.38より)