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秋刀魚15〈生活基本物件〉暮らしの基本道具

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秋刀魚 発行:黒潮文化(台湾) *中国語繁体字・日本語訳なし ーーーーーーーーーー 台湾で刊行される〈日本紹介雑誌〉「秋刀魚」。 台湾視点で特集される「日本」は普段見ている景色にまた違った印象を与えてくれます。 特集テーマも「京都の宿」や「グッドデザイン賞」などスタンダードなものから、「カレー」「コンビニ」「ガチャガチャ」「ラーメン」などのニッチな文化、はては、「下北沢」や「東北」、「香港で見つけた日本」などそこ?という地域特集まで。 言葉はすべて中国語繁体字ですが、紙面の雰囲気は楽しむことができますし、漢字をメインに据えたレイアウトの参考などにも。 もちろん、最近台湾に行けておらず実物が買えない方にも。 誌面サンプルは公式サイトをどうぞ。 (サイト)http://qdymag.com/news/145 (日本語紹介文) 人間は、常により良い暮らしを求める  美しいことが好きではない人間なんていないと思う。年をとるほど、誰のペンケースが新しい機能を持つか、また、誰のスクールバッグに最新のアニメ柄が印刷されているかをもう気になくなり、代わりに、服装やアクセサリー、またはお家の装飾や置物を経由して自分のセンスを作り出すことになった。この社会は、ますます人の持ち物からその人の価値を判断することになってしまったが、人間ってもし体につけるものをすべて脱げたら、残っているのがいったい何だと私はいつも思ってしまう。  日本で一番心地よく暮らす編集長である松浦弥太郎様は、センス入門という本に、人のセンスは、その人が着る革の靴から観察し始めてよいと述べた。なぜならば、本当に心地よく暮らせる人は、身につけるものの細かいところまで一番気を遣うことだ。高級な靴か、ものすごく高い革かを着ることではなく、毎日自分が着る靴をちゃんとピカピカにしたら、安物でもかなり魅力が感じられるものだ。故に、清潔で見た目が着心地よい服を着ることは、センスの基本になり、もう一つ秘密のわざを加えると、本当のセンス持つ人になれる。  今回、常に子供ごころをもつ「秋刀魚」編集部は、暮らしの基本物件ということはいったい何だとおとなしくて深く考えたいと思う。物とセンスの間の関連性を徹底的に理解したいので、日本と台湾との六つの違う業種で勤める方々を訪問し、特集を作った。その中で、デザイナー・芸術監督・バンドのボーカルから、フードスタイリストまで、みなさまが普段暮らすスタジオや一番プライベートなお家を大胆に訪問し、人々が思うセンスのある方々は、いかに独特な個人センスを養成したかと取材してきた。  日本で民藝運動の父と呼ばれる柳宗悅様が、器物は、用いられたこそ美が生み出すと述べたとおり、これらのセンスある方々が暮らす空間で、貴重なものが多すぎではないうえ、時間が刻んだ痕跡は増えた。椅子が大好きな創作家は、自分の手で一番理想な椅子を作り出した;旅行好きの芸術家は、世界各地へ行ってストーリーの持つ中古品をコレクションする;文房具に熱中するデザイナーは手作りの文房具が持たれる温度を追う。この方々が愛する物件から、その物件が用いられるこそ生み出した生活感を見えてきて、なぜ気に入るか、なぜそのものを選んだかを深く実感できた。これらの物件がこの方々に持たれるだけで、「わたしを理解してくれる主人がいて、本当によかった。」と幸せな笑顔が出したような感じがする。ものを持つだけではなく、ものが自分にふさわしい持ち主がいることは、センスのある人になれる最終の秘密のわざなのだ。  もしかしたら、断捨離ということは、人々により良い暮らしへの道で自分に一番ふさわしいものを見つけることだ。センスは一定的な標準がなく、すべてのものを心込めて扱うなら、一番パーフェクトなライフスタイルであることだ。

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