『犬のはらから』
著:山内尚
印刷製本発行:生活綴方出版部
価格:700円+税
仕様:文庫版40頁、リソグラフ印刷、中綴ホチキス製本
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「ずぶぬれ、あなた、大きくなったのねえ。」(P.16)
犬を引き取ってからの生活。見えてくる視点、犬に見えてほしい世界。
優しくも鋭い視点で紡がれた、犬と人のきょうだいの世界。
(以下、出版社の説明文より抜粋)
わたしはきみをはらから(同胞)から離して一匹にした責任がある。わたしはきみのはらからである責任がある。 わたしはきみのはらからである。
一年前に保護団体から一匹の犬を引き取ったことによって、変わりゆく生活。公園につどう犬連れの人間たちや定期的にゴミ拾いをしてくれているボランティアの存在に気づくこと。わたしのものだったけれど犬のものになったブランケットのこと。誤食防止のために家を整えること。
一匹だけしか引き取ることができなかったことで、「きみ」をきょうだいから引き離してしまったことへの負い目を感じながら、だからこそきちんと快適で整った生活にしたいという責任。
愛すべき他者(犬)への豊穣な想像力に溢れたエッセイ。
目次
犬眼鏡
それぞれの世界一ちゃん
ごあいさつしたいですのに
漫画・ねるときすきなとこ
はじめてのお店番
断食ピッピロピ〜
群れがだいすき
ネギ・チョコレート・プラスチック
動物病院に行こう
宅の野犬に襲われておりますの
This is my mocha.
あなたを抱くための服
あれもこれも保存会
きみのはらから