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本屋・生活綴方のつづりかた#1

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『本屋・生活綴方のつづりかた#1』 著:中岡祐介 出版:生活綴方出版部 判型:B6(文庫)判(少し小さめ),リソグラフ印刷ホチキス留中綴じ,36頁 本体:700円+税 ーーーーーーーーーー 神奈川県横浜市妙蓮寺駅の駅前商店街の一角にある「本屋・生活綴方」。地場にある石堂書店向かいの別屋としてスタートした同書店の始まりを、主催者が綴った記録。その2(0号始まり) 面倒くさく、譲れないところがある。とは0号でのぼく(HAB店主)の感想だが、面倒くさい、ということは、共感よりよっぽど、おおきな連帯感を生むような気がする。なんなら本屋感でいうと、けっこうぼくとはズレがあるのだけれど、それとこれとは全く別の話として、こういう本屋は心強い。 冒険研究所書店のエッセイはコチラ https://habookstore.shop/items/6385b5dbf405a1275b4aa20e 生活綴方出版部の本はコチラ https://stores.jp/search?q=%E7%94%9F%E6%B4%BB%E7%B6%B4%E6%96%B9&store=mardock (以下、出版元の紹介文から引用) 「中岡さん。実は、お金がなくなってしまいました」 本屋・生活綴方が開いて二年が経過した、二〇二二年の春のこと。石堂さんから突然そう打ち明けられた。 「つまり、どういうことですか」 「今月末のトーハンへの支払いができなさそうなんです」 トーハンとは、石堂書店に本を供給している取次会社のことである。支払額は、月にもよるが、毎月二〜四百万円の支払いが発生する。もし、この支払いができなければ、石堂書店への供給は問答無用で即停止。生死を彷徨っている患者への輸血を止めるようなもので、新刊書店にとっては、つまるところ倒産を意味する。石堂書店だけの話ではない。本屋・生活綴方もおしまいだ。 目次 はじまり コミュニティ 本屋がただ、この街に残ってほしい 表現の場所 妙蓮寺の安達茉莉子 あとがき

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