


『BOOKS&SUMETING_ZINE』(2022)
特集:文集・本をつくる生活
装画:安達茉莉子
発行:BOOKS&SUMETING事務局
判型:B6(やや小さめ)、60頁
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(ほぼ)ひとり出版社が集う本のイベント「BOOKS&SUMETING」。毎回開催時に出店者の文章を集めたZINEを作るのが定番になっています。
本書はその2022年版。
「バランスを取るべきはワークとライフではなく、自分の中の「評価対象になること」と「そうならなくて済むこと」なのではないだろうか。」(本文より)
(以下、出版元サイトから抜粋)
本を”独立”してつくるひとびとの生活
本の内容の話、本づくりの話は多々あれど、本をつくっているひとの生活についての話は意外と知られていない。そんなこと、ほんらい知る必要がないのだが、本のあちらがわにいる人は当たり前だけど生身の人間で、本をつくっているだけでなく、ひとなみに生活をおくっていることを知ると、本の味わいがちょっと違ってくるだろう、たぶん。出版社といえばガリガリ忙しい生活をおくっているかと思いきや、そうでもなかったりする。床に寝そべってゲラを読む。ワインも飲む、ハンモックに揺られる、台風も来る、本屋もやる。その結果、本ができている。
本書は2022年10月2日に開催された「Books&Something2022」に合わせて、出店する版元11社の代表が執筆し、生活綴方出版部によって制作されたものです。
床から愛を込めて(よはく舎・小林 えみ)
幸福の招き猫(七月堂・後藤 聖子)
ボス観察日記(百万年書房・ニセ 北尾 修一)
生活の商品化に抗う(夕書房・髙松 夕佳)
編集室と草庭のこと(信陽堂・丹治 史彦)
「本をつくる〝生活〟」にたどり着くのは、わりと難しい(タバブックス・宮川 真紀)
お店をやりながら本も作る生活―沖縄の夏。(SUNNY BOY BOOKS・髙橋 和也)
生活( numabooks・内沼 晋太郎)
「お前は何度ラジオと言う気だ」(ナナロク社・村井 光男)
「今日」のアディショナル・タイム(TISSUE PAPERS・安東 嵩史)「おそくて、よい本」をつくる。 (三輪舎・中岡 祐介)