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実店舗では九州限定販売の本書ですが、出版社公式の通販サイトが停止中のため、出版元より委託を受けて当店より販売いたします。
『世界のすべての朝は』(特装版)
*『めぐり逢う朝』(早川書房)を改題、再翻訳。
著 パスカル・キニャール
訳 高橋啓
出版 伽鹿舎
500部限定
仮フランス装/約150頁/四六版上製
・コメンタリーブック
訳者あとがき・解説及び若松英輔・岡和田晃の解説、手嶋勇気のドローイング(フルカラー)を収録
並製/約50頁/四六版横
・ケース
専用プラスティックケース
「きみは踊り手の動きを助けることはできるだろう。舞台の上で歌う役者の伴奏をつとめることもできるだろう。それで食っていけるだろう。音楽にかこまれて暮らせるだろうが、音楽家にはなれない。
きみには感じるための心があるか? 考えるための頭があるか? 音というものが舞踏のためでもなく、王の耳を楽しませるものでもないとしたら、何の役に立つか、きみは考えたことがあるか?」
25年前、本邦初のパスカル・キニャール作品が高橋啓の翻訳によって登場。
以来、キニャールの翻訳をライフ・ワークと位置付けた翻訳家が、この美しい物語を渾身の力で再翻訳しました。