土民生活流動体書簡集(一) バックレ可(笑)
著:よしのももこ
出版:虹霓社
判型:B6判並製、180頁
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「頭が望む空いてじゃなくて、本気で《生きている》をやれる相手を組みたい。組んで、ハモって、合奏したい。」(本文より)
押入れから出てきた手紙には、「人間3+猫2での計5名」で「セルフ島流し」をした記録が書かれていた。
迷走した首都での暮らしとされるものから、家族と思われているものから、バックレて、新しい家族とともに《生きている》をやりなおす。
世界を捉えなおす、文字通り地に足のついた自伝的エッセイ。
(以下、出版元の紹介文より引用)
ぐるぐる迷走していた首都での暮らしから〝バックレ〟て、家族とともに離れ小島へ流れ着いた「わたし」は、トットちゃんのトモエ学園、ルイス・ミショーのナショナル・メモリアル・アフリカン・ブックストア、大杉栄の「鎖工場」、中島正の自給農業、石川三四郎の土民生活などを日々の生活に織り込み、都会では起こりようもない出来事に振り回されながら、徐々に〝生きている〟を取り戻していく。
「積極的にバックレたい。できてるフリをするよりできなさを体感したい。できないならできない者としての生活をガチでやりたい。都会がダメで田舎がすばらしいとかじゃない。自給自足がどうのこうのとかでもない。ただ、毎日の生活に読めなさを取り戻して、《生きている》のままならなさに日々驚いていたい!」(本文より)