







『熊彫〜義親さんと木彫りの熊〜(新装版)』
出版:凹プレス&ELVISPRESS
21cm×16.5cm 80P
新装版 限定1000部
スリーブケース入り
別冊付録:八雲木彫り熊の作り方 復刻版 28P
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H.A.B実店舗でも、コツコツと売れ続けていた本書が、箱入り二冊組にて再刊。
北海道の土産物として有名な工芸「木彫りの熊」。発祥の地は諸説あるそうですが、それを北海道に伝えた人の一人が尾張徳川家、徳川義親でした。現在の北海道八雲町と尾張徳川家の、熊彫を通じた繋がりを紐解く、「木彫りの熊」の名著。
作品の写真や、別冊にて「八雲木彫り熊の作り方」も収録した完全版。
(以下、出版元サイトより抜粋)
北海道土産の木彫り熊=「八雲の熊彫」として最初にブランディングに成功したのが、徳川義親が支援した現在の八雲町でした。本書はそのルーツを辿るテキスト、インタビューと、柴崎重行や茂木多喜治を始めとする北海道八雲町の作家たちの作品を収録したガイドブック的一冊。
本誌と別冊付録「八雲木彫り熊の作り方 復刻版」をスリーブケースに納めた新装版として再リリースしました。
単なる土産品に留まらない「八雲の熊彫」の創造性は、柴崎重行や茂木多喜治らによって命脈を保ち、現代の我々の眼を今もって驚かせてくれています。
木彫り熊たちは、ときに愛くるしく、ときに厳しい姿をみせていますが、これらを彫りあげた一工人であり一作家である彫り手たちの意志、そして、義親がどんな思いで一農民である彼らの暮らしを支えたのか。彼らの生きた時代、その思いを、このささやかな書を通して思い描いて頂ければ幸いです。
装画・題字:林青那