




戯曲集「つかの間の道」
著:宮﨑玲奈
出版:さりげなく
装丁 古本実加
価格:2000円+税
判型:A6並製(裏表紙のみ厚紙、A6変形)、137P
限定:400部
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内容、書籍デザイン(造本)ともに意欲的な出版をつづける「さりげなく」。今回は戯曲集。上演される演劇が日常に溶け出すかのように本になりました。
製本はメモ帳のように(あえて)剥がれやすい天のり製本。気になった1枚を剥がしその場で、演劇を日常に溶け込ませることができます。店主が意外だったのはその開きやすさ。ペタッと、ひじょうにきれいに開いてくれます。
登場人物がいつでも見れるように、少し幅の長い裏表紙は厚紙を接着していますが、綴じがきれいに開くため読書や、おそらく手に持ちながらの稽古でもじゃまになりません。
◉出版社紹介文より抜粋
いなくなった親友にそっくりの
ヒサダさんに出会うカップル
夫がいなくなり、姪と暮らしている女、
近所に住むおばさん
日常が歪んでいく、女の子ふたりの遠出
もう居ないはずの誰かに、
目の前にいる誰かが重なり、
今いる場所に、
かつていた場所が重なっていく、
都市生活者冒険譚
日常の言葉から作られた戯曲集。
会話を繰り返しすすむ日常(物語)には、
始まりも終わりもない、とも言えるかもしれない。
そんな戯曲を、
どの場面からも切り取ることができる
ぺりぺりと剥がれやすい製本で仕立てました。
◉著者プロフィール
宮﨑玲奈(みやざき・れな)
1996年高知生まれ。明治大学文芸メディア専攻卒業。
2017年カンパニーメンバーを持たない形で、演劇の団体「ムニ」を立ち上げ、主宰。
ムニでは劇作・演出を行う。
無隣館演出部を経て、平田オリザ氏主宰の青年団に所属。
*ムニ/宮﨑企画SNS
HP|https://muniinum.com
tumblr|https://muni62inum.tumblr.com/
Twitter|https://twitter.com/muni_6_2