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実店舗では九州限定販売の本書ですが、出版社公式の通販サイトが停止中のため、出版元より委託を受けて当店より販売いたします。
片隅01
伽鹿舎
2015年秋号
18.2 x 14.9 x 1 cm
九州限定文藝誌『片隅』第一号。
誰もが隙間時間に気軽に読める、そんな「本への入り口」を作りたくて創刊しました。
同時に新しい作家を世に送り出す役割を担えたら、と新人作家さんの作品を積極的に掲載しています。
スマホと同じくらいの重さで、女性のカバンにも入るサイズ、ちょっと窓辺に飾っておけるような装丁を目指しました。
「文藝」に触れる機会のなかった人、「本」に親しみのなかった人、もちろん「本」が大好きな人にも、気軽に手にしていただける「文藝書籍」です。
巻頭詩:谷川俊太郎 画:田中千智
──いつの間にか片隅に立っている/私ひとりじゃない
コラム「空色の地図 飛行機」 久路
──「空を飛ぶから」
「伽鹿舎・青木のぎゃん行こ隊/熊本城」 青木勝士
──「宇土櫓」を巡る長年の「謎」を解きに出掛けましょう!
詩と写真「ザ ベスト プレイス」 坂口恭平
──子供だったら いつまでも君といれるのに
小説「ダメアナ」 萩原正人(元お笑い芸人キリングセンス) 画:坂口亭タイガース
──ダメ穴だって相当だろ? いったい何が、どんな感じにダメなのか
エッセイ「友よ」 松下隆一(脚本家)
──「なるようにしかならんで。開き直るしかないのとちがうか」
小説「時はめぐりぬ」 磯崎愛
──ぼくはただの絵描きですよ*ルネサンス期フィレンツェの画家のものがたり
コラム「古書市のない都市から」 カモシカ書店店主:岩尾晋作
──市というのは蠱惑的な一語である。
ブックレビュー「宗太朗の本棚」 山田宗太朗
──「好き」という言葉は単純ではない。『猫本屋はじめました:大久保京(洋泉社)』ほか2冊
エッセイ「神の島から」 佐藤モニカ
──つい最近、神の島と呼ばれる久高島へ行った
ハイパーノベル「ぼくらは未来の手の中」 弍杏 画:Rin
──神様、わたしはワクワクしたいの
エッセイ「たかなしみるく流、お一人様のスゝメ」 たかなしみるく
──悩みとか、迷いとか、戸惑いとか。この旅先の空に、放ってしまいたいよ。
小説「花翳の魚」 葛引すい子 画:ひらのにこ
──つかむ針を、じぶんで選んだ魚なのです
小説「Raven」 井野裕 画:Akatsuki
――も、う、い、ち、ど、
小説「白糠セントバーナード」 斜線堂悠李
──私、帰って来たんだよ。白糠セントバーナードがその証明だよ、ね?
小説「銃眼」 菅野樹 画:Akatsuki
──少年は城壁の壁に開く銃眼から村を見た。
巻末詩:宮尾節子
──じゅんび は ばっちりだ