


ECRIT-0(エクリヲ) 13
発行:エクリヲ編集部
判型:A5版変形(210×142)
2021年4月刊
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毎号、映画、音楽、美術、文学。カルチャーを横断しながら批評をつむぐインディー雑誌。通算13号。
特集Ⅰ「鬱の時代へ――失調と回復の哲学」 特集Ⅱ「ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために」
covid-19で増加したと言われる「うつ」。専門家へのインタビューや論考、あるいは映画などカルチャーの視点から「鬱の時代」を探っていく。
刊行に合わせるように出されてきた『三体』批評も第3回。
既刊はこちらから↓
https://stores.jp/search?q=%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B2&store=mardock
(以下目次*公式サイトより抜粋)
【CONTENTS】
◆特集 Ⅰ 鬱の時代へ――失調と回復の哲学
Interview
北中淳子
蔓延するうつ病と精神医療の現在
Critique
柴那典
2020年代ポップカルチャーとメンタルヘルスの行方
Interview
斎藤環
トラウマから遠く離れて――うつ病とケア、その倫理のために
Appendix
鬱映画50
伊藤元晴、山下研、横山タスク、若林良
ヒップホップと鬱――ゲトー・ボーイズからケンドリック・ラマーまで
吉田雅史
ゲームと「鬱」――不可能性の経験
横山タスク
Critique
木澤佐登志
終わるまではすべてが永遠
横山宏介
物語は傷だらけのまま進む――ジャンプ漫画の「鬼ごっこ化」から考える成長と憂鬱
伊藤元晴
『インサイド・ヘッド』から『ミッドナイト・ゴスペル』へ――「私」さえいなくなれば、きっとこの苦しみも悲しみもなくなる
Series
〈三体〉から見る現代中国の想像力 第三回
宇宙から遠く離れて――『三体Ⅲ:死神永生』について
楊駿驍
◆特集Ⅱ ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために
Critique
宮﨑裕助
情動の退隠――フロイトと現代ポピュリズムの問い
勝田悠紀
距離、あるいはフィクションの恥ずかしさについて
Interview
大澤聡×杉田俊介
ポストクリティークと現代・日本・批評